不動産とは
まず、不動産は人が生活する基礎となるものです。
不動産は、立地や交通条件が良い優良物件であれば不動産の価格が低迷していても、その賃貸料金は急激には下がりにくく、そのため、価格が低迷している間に不動産を購入し、不動産投資を考えている人が最近増えています。
また、親から受け継いだ土地の有効活用として不動産投資を考えている人もいます。
不動産投資を始めるにあたって、まずは不動産とは何かを考えてみましょう。
不動産とは、民法86条1項には「土地及びその定着物」とあります。
定着物とは、その土地にある動かせないもので、土地にある建物だけでなく、土地に生えている樹木なども含まれます。
また、日本では土地と建物は別のものとして扱われ、そのため、土地と建物は別々に売買できます。
不動産は、目的別に分けると、主にアパート、マンション、戸建住宅、宅地などの住宅用、マンションやビル、工場などの事業用に分けられます。
さらに、自分で利用する自用・他人に貸す目的の賃貸用に分けることができます。
この他には、レジャーなどのための別荘やリゾートマンションなどの不動産もあります。
土地の権利には、所有権と借地権があり、所有権は1人で所有する場合と複数での共有があります。
借地権は借地借家法に基づく、他人の土地を利用できる地上権と貸借人の権利である貸借権のことです。
建物の権利には、分譲マンションなどの各部分ごとの所有権である区分所有権、賃料、支払い建物を借りる借家権(賃借権)があります。
不動産投資
不動産投資というのは利益を不動産で得ることを言い、投資自体が利益を得るために資本を先に投資することを言います。
不動産投資では資本を投資する対象となるのが不動産ということになります。
例えば、マンションやアパートなどの不動産物件を買って、そしてその不動産物件を他の人に貸して賃貸収入を得たり、また転売して売却収入を得るといった方法で利益を得る方法のことを不動産投資と言います。
不動産投資は、不動産の有効活用の1つですが、不動産の有効活用には、収入の増加や相続税の軽減、安定収入を得るなど下記のように様々な目的があります。
・安定収入や生活資金の確保
月々の賃貸収入による安定収入を得ることで、生活費や老後資金にあてることができる。
・所得税の節税
不動産所得は、確定申告での損益通算や青色申告、減価償却費や借入金の金利を必要経費とする、などによる不動産所得の特徴を活用することで所得税を節約できる。
・相続税の節税効果
不動産の有効活用による借入金による債務控除などによって相続税の節税効果を得る。
・収入増加
未利用地の有効活用により、新たな収益を得ることができる。
・保有コストの低減
保有不動産の維持のため、賃貸マンションなどを建築して賃料を得ることで固定資産税などの保有コストを低減する。
・居住目的
豊かで安心のできる暮らしのための住宅建設など。
この他には、値上がり分の利益を得る、売却による現金化や、相続分割対策などの目的による不動産の活用目的があります。
不動産を有効活用できるかどうかは、都市計画法など土地利用の制限、金利などの経済環境、賃貸市場の需要状況など様々な要因を含め総合的な判断が必要となります。
不動産投資を行う際には、このような状況をよく見極め、情報を活用し、準備を整えたうえで行うことが重要です。
そして、保有資産や家族の状況、自身のライフプランも合わせて考え、不動産投資の計画を立てなければなりません。